四国八十八箇所お遍路便り

 
八十八箇所霊場お遍路めぐりゴール(結願) おめでとう
 途中怪我のため中断がありましたが、4月2日 88八箇所目の64番札所前神寺に着き、ゴール(結願)しました。去年10月8日に65番札所三角寺をスタートし、61日掛け、1200kmを歩いて八十八箇所霊場を巡礼しました。途中の怪我と奥さんのご不幸を乗り換えて達成したことにエールを送ります。
  
  
 横峯寺山門              石鎚山を望む          前神寺山門

お遍路めぐり終盤

3月30日現在、次の16札所を巡礼しました。
44番大宝寺、45番岩屋寺、46番浄瑠璃寺、47番八坂寺、48番西林寺、49番浄土寺、50番繁多寺、51番石手寺、52番太山寺、53番円明寺、54番延命寺 、55番南光坊、56番泰山寺、 57番栄福寺、 58番仙遊寺、59番国分寺
残りは5札所 64番前神寺で結願です。無事に結願することを願っています。
詳しくは ブログ[ほはじ」 http://hohato.blog118.fc2.com/blog-entry-35.html をご覧ください。

  
  松山の坊ちゃん列車         句碑                  満開の国分寺



お遍路巡り再開

怪我で中断していたお遍路巡りを4月25日から大洲から再開しました。約10日掛けて最後の64番札所 前神寺まで巡礼します。
3月27日現在、44番札所 大宝寺、45番札所 岩屋寺、46番札所 浄瑠璃寺、47番札所 八坂寺を巡礼しました。
詳しくは ブログ[ほはじ」 http://hohato.blog118.fc2.com/blog-entry-35.html をご覧ください。
皆さん、応援しましょう。
   
  大洲出発            大宝寺山門                 岩屋寺
 
    浄瑠璃寺            八坂寺



。10月8日に愛媛県の65札所三角寺をスタートし、八十八ヶ所霊場1200kmを41日掛けてお遍路する予定でしたが、43番札所 明石寺をお参りした後、
右足首の腱鞘炎で歩けなくなり、やむなく中断!。残りの巡礼は、来春再開予定。再開をお楽しみに!

11月9日までに巡礼したお寺と歩いた距離
65番札所三角寺から43番札所明石寺まで67札所を巡礼  915km

四国八十八箇所お遍路地図 (ここをクリックする)

四国八十八箇所お遍路への思い
 私は四国の愛媛県新居浜市出身です。1944年(昭和19年)市内の沢津町で生まれ、18年間を過ごしました。当時「おへんど」という言葉をきいたことがあります。家々を回ってお経をあげて、お米などをもらっていました。私は乞食坊主と思っていました。
 新居浜近辺には四国遍路の札所がまったくないこともあり、また戦後のナイナイづくしの貧乏生活の世の中では、私も周りに四国遍路をする人などきいたことがなかった。ところが今や四国遍路は巡礼の旅として、世界的にも有名になっています。
 私の父は昨年99才でなくなる迄、新居浜に住んでいて、四国遍路の札所巡りを、車で5回もやっていて、私が新居浜に帰るたびに、四国遍路をするようにと何度も言われました。だからいつか歩き遍路をしたいと思っていました年齢も68歳になり、70才前にしたほうがいいと思っていましたが、たまたま、私の入っている山の会の仲間が、来年の春にサンチャゴ・デ・コンポステーラの巡礼路(スペインだけで800km)を歩こうという話が持ち上がりました。外国の巡礼の路を歩く前に、四国遍路(1200km)を歩かなければと思って、ようやく歩きたいと強く思うようになりました。そして、どうせ歩くのなら、自分の出身地である新居浜をスタートとゴールにすることにしました。
 今回の1200kmの四国遍路は今まで経験のない、とんでもなく長い距離なので、完歩できるが不安ではあります。が最初の1週間を乗り切れば、なんとかなると思っています。
 幸い、四国遍路は本や地図等の資料がそろっている上に、先立ちがたくさんいます。その人達の協力を得て、なんとか最後まで歩き通して、いろいろな出会いを体験できることを願っています。


高知県須崎から愛媛県大洲まで

 国民宿舎土佐に10月29日に泊まり、その後、10日間歩く。
 場所としては高知県の西南、愛媛県の南部である。
 高知県の須崎から足摺岬まで130kmくらいあり、途中にお寺が1個、最後にお寺が1個とお寺が極端に少なくなる地域だ。そのため、10日間のうち、4日間は、まったくお寺のない日がある。
 みどころは「足摺宇和海国立公園」の海がよくみえることだ。海の色が群青色をしていて非常にきれいだ。
 高知県側は山がほとんどない。高知県と愛媛県の境界の松尾峠が有名だが、愛媛県側にはちょこちょこ峠がある。
 泊まる民宿、旅館の食事はいつも豪華で、私はいつも全部食べたが、食べきれないほど多い。料金は1泊2食で6,500円から7,000円くらい。あと少し、料金を安くしてもらって、豪華な料理でなくてもいいと思った。
 11月8日の日に朝から歩くと、右足のすねの筋肉が痛い。この日は、同じ遍路のYさんと一緒に歩いたので、痛みが紛れたが、一人だと歩き通せないと思う。
 翌日歩き始めると、やはり痛い。せめて内子まで12kmくらいを歩こうと思ったが、これでは無理と判断し、遍路を中断することにした。丁度大洲駅も近くにあったので、7:20くらいの特急列車に乗って、茅ヶ崎の自宅まで帰った。
 帰ってから武内整形外科へ診てもらったところ、右足首の腱鞘炎とそれにともなう、筋肉痛とのことだった。10日間ほど、あまり歩かないで静養していたら自然と治った。
 あと1週間くらいで終わる予定だったので、残りの部分を来年(2013年)の春にでも行こうかと思っている。




10月29日高知 国民宿舎「土佐」から
10月24日 東洋町(高知県)の民宿いくみ出発 室戸岬の「うまめの木」まで37kmを歩く。「うまめの木」では泊り 客小生一人  単調でつまらない自動車道路のそばを8時間以上も歩く。 24番札所ほつみさき寺へ参る、室戸岬灯台展望所へも行く。
10月29日 5−6人の仲間と歩く。 雪渓寺、種間寺、清瀧寺、青龍寺を参り、「国民宿舎 土佐」に到着
 明日からの予定は当初の予定より1日早くなっている。しかし愛媛県の久万高原あたりで予定より1日多くかけるので、トータルとしては予定通りの日数で歩き終える感じ。
体調はほとんど問題はない。1日30km以下だとよさそうだ。30kmを超える日が続くと少々きつい。
高知県に入って4日間、一人で歩いたがさびしいものだ。昨日から同じ宿の人と一緒に歩いて気分がかわっていいものだ。 
  
  
下記のURLをクリックすると全ての写真を見ることが出来ます。
https://plus.google.com/photos/115047163977315673974/album/5798328732202646577?gpinv=AMIXal-A6KinONVvvNXfyFVUlPltX6eVCLAGreWs5cMWRJZyM_oIw02dfrZefkMlrhcGG4WWjTYM0FJyf3KrHibT9mn0e39L7vCyazy87wBnHOMWq9gB4QY&cfem=1#photos/115047163977315673974/albums/5804626688738063585

10月23日徳島 宍喰の道の駅から
 徳島の東横イン以来4,5日たつ。二つ目の遍路転がしは意外と楽だった。
徳島の最後の札所、23番札所、薬師寺を昨日終わり、昨夜は牟岐の民宿杉本に泊まる。
埼玉の関口さんと二人、彼は60歳でリタイヤし、すぐに四国遍路に来る。足が強い、平等寺から由岐回りで日和佐にでて、国道を牟岐までくる。着いたのが、私とほぼ同じ16時20分くらい。小生は35kmだが関口さんは39kmくらい。
 きょうは関口さんは45kmも歩いて、尾崎あたりに泊まるとか、小生は高知県東洋町の生見まで25km、現在20kmくらい歩いて13時10分、このままいくと15時前に着いてしまう。
 あるき遍路の楽しみは、一緒に歩く仲間がいて、連帯感がうまれることのようだ。
しかし、あまり一緒に歩くと、自主性が失われるの、適度にくっついたり離れたりの関係がいいようだ。
昨日の日和佐から帰る人が多い。区切り打ちの場合、徳島のお寺が終わるのがその理由のようだ。
今現在では歩き仲間はいない、今後どうなるか心配のようでもあり、楽しみのような。
歩き遍路は、社会の人間関係の縮図でもあるのだ。
  
下記のURLをクリックすると全ての写真を見ることが出来ます。
https://plus.google.com/photos/115047163977315673974/album/5798328732202646577?gpinv=AMIXal-A6KinONVvvNXfyFVUlPltX6eVCLAGreWs5cMWRJZyM_oIw02dfrZefkMlrhcGG4WWjTYM0FJyf3KrHibT9mn0e39L7vCyazy87wBnHOMWq9gB4QY&cfem=1#photos/115047163977315673974/albums/5802429006431496689

10月19日徳島市から

 1番から17番まで4日間、かけました。これは標準のあるくスピードに近いです。
3日目の「焼山寺」がハイライトです。 朝の6:30に出発し、すぐに山の中、山の中のアップダウンを繰り返し、700mのお寺に着いたのが12時、5時間30分歩きました。距離が13kmもあります。
 朝からずっと雨、このときは前夜に同じ宿に8人泊まって、5人と一緒にお寺へ登りました。 そこで1時間休憩、食事、お参り、着替え、13時じ出発し、11kmはなれた、宿まで3時間歩いて16時につきました。
 このときは3人が一緒の宿なので、一緒に歩きました。 このように結構一緒に歩くことになります。
雨の山道はまるで川のように水が流れていて、苦しいのみです。
「金と時間をかけて、そのうえ体力をつかって、何の因果か苦しみを味わっているのです」 これは歩いた経験のある人にしかわかりません。
 翌日の、きょうは一転、秋晴れのいい天気、26kmをあるいて徳島市内駅前のホテルです。
泊まるところは各人、勝手に自由ですので、歩いた仲間はいません。しかしあすになるとお寺さんできっと会う事でしょう。
お寺では平均しても20-3.0分くらいかかりますので、あうことになるのです。
歩いていると5分離れると前後にまったく見えませんが。
  
  
  
 吉野川に架かる沈下橋(水潜橋)
*真中写真のコメント 志度市の宿、栄荘の夕?飯、魚料理が多くて、ご馳走、これはお泊り得、1泊2食で6,0?00円と安い
下記のURLをクリックすると全ての写真を見ることが出来ます。
https://plus.google.com/photos/115047163977315673974/album/5798328732202646577?gpinv=AMIXal-A6KinONVvvNXfyFVUlPltX6eVCLAGreWs5cMWRJZyM_oIw02dfrZefkMlrhcGG4WWjTYM0FJyf3KrHibT9mn0e39L7vCyazy87wBnHOMWq9gB4QY&cfem=1#photos/115047163977315673974/albums/5800926189386695601

10月11日高松市から
 歩き遍路は大変な苦労だといいうことを改めて知る。
私にとっては1日で40kmを歩くことはあまり問題はないが、毎日28kmを歩き続けることは
年齢的に困難だとあらためて知る。
体力というより足の筋肉、アキレス腱、等々のつかれが回復しない、これからこの問題をなんとかしなければと考えているところです。
山と違って達成感はすくない、お寺を回ってもそんなに嬉しくない。
一番の励みは、同じような歩き遍路の人にあって情報交換なりあるいは一緒に歩くと一体感がでてきて、仲間と一緒に山に登るような気分です。
いまは佐賀県鳥栖市の桑原さんと一緒に歩いたりして楽しんでいます。まだまだ先は長い、これからがんばるつもりです。
終わったときには般若心経を暗唱できるようになりたい。これがひとつの目標です。
        
下記のURLをクリックすると全ての写真を見ることが出来ます。
https://plus.google.com/photos/115047163977315673974/album/5798328732202646577?gpinv=AMIXal-A6KinONVvvNXfyFVUlPltX6eVCLAGreWs5cMWRJZyM_oIw02dfrZefkMlrhcGG4WWjTYM0FJyf3KrHibT9mn0e39L7vCyazy87wBnHOMWq9gB4QY&cfem=1#photos/115047163977315673974/albums/5797982597413377985

https://plus.google.com/photos/115047163977315673974/album/5798328732202646577?gpinv=AMIXal-A6KinONVvvNXfyFVUlPltX6eVCLAGreWs5cMWRJZyM_oIw02dfrZefkMlrhcGG4WWjTYM0FJyf3KrHibT9mn0e39L7vCyazy87wBnHOMWq9gB4QY&cfem=1#photos/115047163977315673974/albums/5798328732202646577